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大規模タンパク質間相互作用予測のためのタンパク質間ドッキングシステム.

MEGADOCK 2.6は最新バージョン(4.0)に統合されました.
http://www.bi.cs.titech.ac.jp/megadock/

ダウンロード

Ver. 2.6: megadock-2.6.tgz
(古いバージョンはこちら

インストールに必要なもの

MEGADOCKはFFTW3ライブラリを用いています.FFTW3はhttp://www.fftw.org からダウンロードしてください.
FFTW3のインストール時に--enable-floatオプションを指定してください.

インストール方法

圧縮ファイルの解凍

    $ tar xzvf megadock-2.6.tgz
    $ cd megadock-2.6
    

Makefileの編集


使用方法

例:

    $ ./megadock -R receptor.pdb -L ligand.pdb -o dock
    $ perl create.pl dock.out
    

注意事項:

create.plによって予測構造のPDBファイルを生成する際には, receptor.pdbligand.pdbがoutファイルに記述された場所にあること,及びcreate_ligが カレントディレクトリに存在している必要があります.

オプション:

 -R filename    : レセプタータンパク質のPDBファイル
 -L filename    : リガンドタンパク質のPDBファイル

 -o filename    : 出力ファイル名(.outを自動で付けます) (デフォルト:"$R-$L.out")
 -O             : 詳細ファイル([filename].detail)を出力します (デフォルト:なし)
 -N integer     : 出力される候補構造の数(デフォルト:2000)
 -t integer     : 1回転角ごとに出力される候補構造の数(デフォルト:1)
 -F integer     : FFTの点数を固定します(デフォルト:なし)
 -v float       : ボクセルサイズ(デフォルト:1.2)
 -D             : 回転角の刻み幅を6°にして計算します(54000通りの回転パターン).このオプションを使用しない場合は15°で計算します(3600通りの回転パターン).
 -e float       : 静電項の重み(デフォルト:1.0)
 -d float       : 疎水項の重み(デフォルト:1.0)
 -a float       : rPSC項のレセプターコアパラメータ(デフォルト:-45)
 -b float       : rPSC項のリガンドコアパラメータ(デフォルト:1)
 -f 1/2/3       : ドッキングスコアの選択
                     (1: rPSCのみ, 2: rPSC+Elec, 3: rPSC+Elec+Hydrophobic, デフォルトは3)
 -h             : ヘルプを表示します
    

スレッド並列化:

MEGADOCKはリガンドタンパク質の回転計算をOpenMPによって並列化しています. 環境変数$OMP_NUM_THREADSにCPUコア数を指定することで, 3600ないしは54000通りの回転パターンを並列化することができます.

バージョン履歴

参考文献




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Last update : 2013/6/3